野村 胡堂

銭形平次捕物控

131 駕籠の行方

新字新仮名 約11,860字・読了目安24分

この作品を読む Amazonで探す

一 ガラッ八の八五郎はぼんやり日本橋の上に立っておりました。 御用は大暇、懐中は空っぽ、十手を突っ張らかしてパイ一にあり付くほどの悪気はなく、このあいだ痛めたばかりの銭形の親分のところへ行って、少し借りるほどの胆も据わりません。 夕映えの空…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1942(昭和17)年3月号
分類NDC 913
公開日2016-03-27
最終更新2019-11-23
底本 「銭形平次捕物控(十四)雛の別れ」嶋中文庫、嶋中書店
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正noriko saito

野村 胡堂の他の作品

野村 胡堂の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。