谷崎 潤一郎

幇間

新字新仮名 約12,441字・読了目安25分

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明治三十七年の春から、三十八年の秋へかけて、世界中を騒がせた日露戦争が漸くポウツマス条約に終りを告げ、国力発展の名の下に、いろいろの企業が続々と勃興して、新華族も出来れば成り金も出来るし、世間一帯が何となくお祭りのように景気附いて居た四十年…

作品情報

初出「スバル」1911(明治44)年9月号
分類NDC 913
公開日2016-06-25
最終更新2016-03-04
底本 「潤一郎ラビリンスⅠ――初期短編集」中公文庫、中央公論社
入力砂場清隆
校正門田裕志

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