中谷 宇吉郎

ツンドラへの旅

新字新仮名 約9,035字・読了目安18分

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十月の初め、急に樺太〔サハリン〕へ行くことになった。 目的は、樺太の北、敷香〔ポロナイスク〕の町近いあるツンドラ地帯で、冬期間の凍上を防止したいという問題が起って、その予備調査をしようというのであった。一行は某省のA技師と、私と、私の方で凍…

作品情報

初出「中央公論」1942(昭和17)年1月
公開日2022-09-12
最終更新2022-08-27
底本 「中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河」岩波文庫、岩波書店
入力門田裕志
校正najuful

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