柳 宗悦

日田の皿山

新字新仮名 約4,965字・読了目安10分

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一 筑紫の平野を車は東にと走る。見渡す限り金色に光る菜の花の敷物である。あの黄色を好んだ画家ホッホが見たら狂喜したであろう。不思議にも美しい自然は絵画を通して私たちの眼に入る。田主丸や吉井を通れば、土塀や土蔵の家々が町の古い物語りを話しかけ…

作品情報

初出「工藝 第九号」1931(昭和6)年9月5日
分類NDC 751
公開日2018-12-18
最終更新2018-11-24
底本 「柳宗悦 民藝紀行」岩波文庫、岩波書店
入力門田裕志
校正木下聡

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