坂口 安吾

篠笹の陰の顔

新字新仮名 約6,235字・読了目安12分

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神田のアテネ・フランセという所で仏蘭西語を習っているとき、十年以上昔であるが、高木という語学の達者な男を知った。 同じ組に詩人の菱山修三がいて、これは間もなく横浜税関の検閲係になって仏蘭西語を日々の友にしていたが、同じ語学が達者なのでも高木…

作品情報

初出「若草 第一六巻第四号」1940(昭和15)年4月1日
分類NDC 913
公開日2015-07-15
最終更新2015-05-24
底本 「風と光と二十の私と・いずこへ 他十六篇」岩波文庫、岩波書店
入力Nana ohbe
校正酒井裕二

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