坂口 安吾

魔の退屈

新字新仮名 約11,820字・読了目安24分

この作品を読む Amazonで探す

戦争中、私ぐらいだらしのない男はめったになかったと思う。今度はくるか、今度は、と赤い紙キレを覚悟していたが、とうとうそれも来ず、徴用令も出頭命令というのはきたけれども、二、三たずねられただけで、外の人達に比べると驚くほどあっさりと、おまけに…

作品情報

初出「太平 第二巻第一〇号」時事通信社、1946(昭和21)年10月1日
分類NDC 913
公開日2015-07-15
最終更新2015-05-24
底本 「風と光と二十の私と・いずこへ 他十六篇」岩波文庫、岩波書店
入力Nana ohbe
校正酒井裕二

坂口 安吾の他の作品

坂口 安吾の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。