坂口 安吾

教祖の文学

――小林秀雄論――

新字新仮名 約13,678字・読了目安27分

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去年、小林秀雄が水道橋のプラットホームから墜落して不思議な命を助かったという話をきいた。泥酔して一升ビンをぶらさげて酒ビンと一緒に墜落した由で、この話をきいた時は私の方が心細くなったものだ。それは私が小林という人物を煮ても焼いても食えないよ…

作品情報

初出「新潮 第四四巻第六号」1947(昭和22)年6月1日
分類NDC 910
公開日2015-10-20
最終更新2017-04-22
底本 「堕落論・日本文化私観 他二十二篇」岩波文庫、岩波書店
入力Nana ohbe
校正酒井裕二

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