谷崎 潤一郎

途上

新字新仮名 約17,240字・読了目安34分

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東京T・M株式会社員法学士湯河勝太郎が、十二月も押し詰まった或る日の夕暮の五時頃に、金杉橋の電車通りを新橋の方へぶらぶら散歩している時であった。 「もし、もし、失礼ですがあなたは湯河さんじゃございませんか」 ちょうど彼が橋を半分以上渡った時…

作品情報

初出「改造」1920(大正9)年1月
分類NDC 913
公開日2016-11-29
最終更新2016-09-09
底本 「文豪の探偵小説」集英社文庫、集英社
入力sogo
校正まつもこ

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