谷崎 潤一郎

紀伊国狐憑漆掻語

新字新仮名 約9,355字・読了目安19分

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漆掻きと云ったって都会の人は御存知ないかも知れませんが、山の中へ這入って行って漆の樹からうるしの汁をしぼるんです。いいえ、なかなか、百姓の片手間ではありません。ちゃんとそれを専門にする者があったんで、近頃はめったに見かけませんけれども、外国…

作品情報

初出「改造」1931(昭和6)年9月号
分類NDC 913
公開日2016-03-25
最終更新2016-01-01
底本 「聞書抄」中公文庫、中央公論新社
入力kompass
校正酒井裕二

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