佐々木 味津三

右門捕物帖

35 左刺しの匕首

新字新仮名 約18,122字・読了目安36分

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1 その第三十五番てがらです。 鼻が吹きちぎられるような寒さでした。 まったく、ひととおりの寒さではない。いっそ雪になったらまだましだろうと思われるのに、その雪も降るけしきがないのです。 「おお、つめてえ、ちきしょう。やけにまた寒がらしをき…

作品情報

分類NDC 913
公開日2000-03-03
最終更新2014-09-17
底本 「右門捕物帖(四)」春陽文庫、春陽堂書店
入力tatsuki
校正M.A Hasegawa

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