山川 方夫

演技の果て

新字新仮名 約33,847字・読了目安68分

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日ざかりは光が眩しかったが、いつのまにかなまあたたかい初夏の宵にかわっていた。かすかな風も出てきて、街路を歩いて行き、見上げるとまだビルの上にうす青い晴れた空がのこっていた。 「すてきだったわ、今日は」私が足をとめると、つれの女は腕をときな…

作品情報

初出「文学界」1958(昭和33)年5月号
分類NDC 913
公開日2018-02-20
最終更新2021-09-11
底本 「愛のごとく」講談社文芸文庫、講談社
入力kompass
校正荒木恵一

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