山川 方夫

はやい秋

新字新仮名 約6,357字・読了目安13分

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東京に帰ってきた彼は、見違えるように逞しくなって、ひどく日焼けしていた。ほとんど毎日海で泳ぎ、鼻のあたまの皮も、三、四へんは剥けたようだという。 だが、ふしぎにその日、彼には元気がなかった。こっちがいくらエンジンをかけようと努力しても、すぐ…

作品情報

初出「ヒッチコック・マガジン 第四巻第一〇号」宝石社、1962(昭和37)年9月1日
分類NDC 913
公開日2021-12-12
最終更新2021-11-27
底本 「親しい友人たち 山川方夫ミステリ傑作選」創元推理文庫、東京創元社
入力toko
校正かな とよみ

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