佐々木 味津三

右門捕物帖

29 開運女人地蔵

新字新仮名 約22,751字・読了目安46分

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1 その第二十九番てがらです……。 事の起きたのは四月初め。――もう春も深い。 小唄にも、浮かれ浮かれて大川を、下る猪牙船影淡く、水にうつろうえり足は、紅の色香もなんじゃやら、エエまあ憎らしいあだ姿、という穏やかでないのがあるとおり、江戸も…

作品情報

分類NDC 913
公開日2000-06-05
最終更新2014-09-17
底本 「右門捕物帖(三)」春陽文庫、春陽堂書店
入力tatsuki
校正福地博文

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