中谷 宇吉郎

小さい機縁

新字新仮名 約2,988字・読了目安6分

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今年の六月、本土爆撃がいよいよ苛烈になって、東京は大半焼け、横浜も一日の猛爆で、全市が一遍に壊滅してしまった頃の話である。 鎌倉で或る機会に里見弴氏を訪ねた時に、狩太にある有島農場の話が出た。あの農場はもとは里見さんの令兄故有島武郎氏の農場…

作品情報

初出「光 第二巻二号」光文社、1946(昭和21)年2月1日
分類NDC 914
公開日2017-12-18
最終更新2017-11-24
底本 「中谷宇吉郎集 第五巻」岩波書店
入力kompass
校正砂場清隆

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