谷崎 潤一郎

泉先生と私

新字旧仮名 約1,956字・読了目安4分

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私事にわたることを云ふのは寔に恐縮であるが、泉先生は文壇に於ける大先輩であるのみならず、此の春私の娘が結婚するときに媒酌の労を取つて下すつたので、さう云ふ私交上でも一方ならぬ御厄介になつた。式の当日、先生が奥さんとお二人で並んで椅子に腰かけ…

作品情報

初出「文藝春秋 第十七巻第十九号」1939(昭和14)年10月1日
分類NDC 914
公開日2018-09-07
最終更新2018-08-28
底本 「谷崎潤一郎全集 第十九巻」中央公論新社
入力砂場清隆
校正きゅうり

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