山本 和久三

生麦事変の趾

新字旧仮名 約571字・読了目安1分

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文久二年八月二十一日、島津の行列が生麦の松原に差かかつた時、突如行列の先頭を切つた騎馬の英国人があつた。二人は男、一人は女であつた。血気にはやる九州武士は矢庭に一名を其場に斬り伏せた。二人は辛くも虎口を遁れて青木台本覚寺なる米国領事館に急を…

作品情報

公開日2025-08-21
最終更新2025-08-20
底本 「日本随筆紀行第八巻 横浜 かもめが翔んだ」作品社
入力浦山敦子
校正栗田美恵子

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