谷崎 潤一郎

細雪

03 下巻

新字新仮名 約244,230字・読了目安488分

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一 雪子は二月の紀元節の日に関西へ来てから、三、四、五と、今度は殆ど四箇月も滞留するようなことになって、当人もいつ帰ろうと云う気もなくなったらしく、何となく蘆屋に根が生えてしまった形であったが、六月に入ると間もなく、珍しいことに東京の姉から…

作品情報

初出「婦人公論 第三十一巻第三号~第三十四巻第十号」1947(昭和22)年3月1日~1948(昭和23)年10月1日
分類NDC 913
公開日2021-07-24
最終更新2021-06-28
底本 「細雪(下)」新潮文庫、新潮社
入力砂場清隆
校正いとうおちゃ

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