中谷 宇吉郎

赤倉

新字新仮名 約1,205字・読了目安2分

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白樺の一本見えて妙高の 野ははろばろと雲につづけり 妙高のふもと三里の高原 赤倉の野は雲につづく 夕べ静かなるおもいを抱いて わたしは野におり立って見る 茅の間に踏みわけられた径が いつ迄も続いて 所々が灌木の叢にかくされている 風にそよぐ…

作品情報

初出「理学部会誌 第2号」1925(大正14)年5月21日
分類NDC 911
公開日2021-04-27
最終更新2021-03-27
底本 「中谷宇吉郎集 第一巻」岩波書店
入力kompass
校正岡村和彦

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