山本 周五郎

本所霙河岸

新字新仮名 約12,674字・読了目安25分

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一の一 「こう親爺、肴はもうこれっきりか、一人あたま五匁と張込んであるんだぜ、のこにぬたに鱈昆布はひどかろう」 「鱈昆布もいいが見ねえ、おいらのはまるっきり昆布昆布だ」 「や組の喜三兄哥が一世一代の奢りなんだ、一度あって二度とはねえ公方様の…

作品情報

初出「婦人倶楽部」大日本雄辯會講談社、1939(昭和14)年5月号
公開日2026-04-15
最終更新2026-04-14
底本 「山本周五郎全集第十八巻 須磨寺附近・城中の霜」新潮社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正noriko saito

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