竹柏記
新字新仮名 約46,650字・読了目安93分
一の一 城からさがった孝之助が、父の病間へ挨拶にいって、着替えをしに居間へはいると、家扶の伊部文吾が来て、北畠から使いがあったと低い声で云った。 「もし御都合がよろしかったら、夜分にでもおいで下さるようにとのことでございました」 訝しそうな…
作品情報
| 初出 | 「労働文化」労働文化社、1951(昭和26)年10月~1952(昭和27)年3月 |
|---|---|
| 分類 | NDC 913 |
| 公開日 | 2020-11-29 |
| 最終更新 | 2020-10-28 |
| 底本 | 「山本周五郎全集第二十三巻 雨あがる・竹柏記」新潮社 |
| 入力 | 特定非営利活動法人はるかぜ |
| 校正 | 北川松生 |
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