山本 周五郎

金五十両

新字新仮名 約12,244字・読了目安24分

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一 遠江のくに浜松の町はずれに、「柏屋」という宿があった。 城下で指折りの旅館「柏屋孫兵衛」の出店として始まり、ごく小さな旅籠だったのが、ちょっと変った庖丁ぶりの料理人がいて、それが城下の富商や近在の物持たちのにんきを呼び、しぜんと料理茶屋…

作品情報

初出「講談雑誌」博文館、1947(昭和22)年9月号
分類NDC 913
公開日2022-01-07
最終更新2021-12-27
底本 「山本周五郎全集第二十巻 晩秋・野分」新潮社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正栗田美恵子

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