山本 周五郎

山彦乙女

新字新仮名 約128,620字・読了目安257分

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序の章 安倍半之助が、ついに彼の生涯を縛りつけることになった「かんば沢」の名を、初めて耳にしたのは十歳の年のことであった。それはかなりきみの悪い、妖しい話であり、のちに、兵庫という叔父の奇怪な失踪、という出来ごとにも、関連していた。 遠藤兵…

作品情報

初出「夕刊朝日新聞」1951(昭和26)年6月18日~9月30日
分類NDC 913
公開日2021-06-22
最終更新2021-05-27
底本 「山本周五郎全集第五巻 山彦乙女・花も刀も」新潮社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正北川松生

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