山本 周五郎

晩秋

新字新仮名 約12,316字・読了目安25分

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一 旦那さまがお呼びだからお居間へ伺うように、そう云われたとき都留はすぐ「これは並の御用ではないな」と思った。この中村家にひきとられて二年あまりになるが、直に主人に呼ばれるようなことはかつてなかったからである。居間へゆくと惣兵衛は手紙を書い…

作品情報

初出「講談倶楽部」博文館、1945(昭和20)年12月号
分類NDC 913
公開日2021-10-23
最終更新2021-09-27
底本 「山本周五郎全集第二十巻 晩秋・野分」新潮社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正栗田美恵子

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