山本 周五郎

溜息の部屋

新字新仮名 約7,650字・読了目安15分

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今でもその室の壁には『溜息の部屋』と彫りつけた文字が遺っている。 山手の並木街に添った古風な映画館、ブラフ・シネマの楽屋には、そのころ実にさまざまな人間が集まっていた、同時に奇妙なことは、それらの者たちがみな、それぞれに人生の埓の外へはみ出…

作品情報

初出「アサヒグラフ」 1933(昭和8)年4月12日号
公開日2022-09-24
最終更新2022-08-27
底本 「山本周五郎全集第十八巻 須磨寺附近・城中の霜」新潮社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正noriko saito

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