山本 周五郎

景気のこちら側

新字新仮名 約1,520字・読了目安3分

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例のとおりひるめしのそばを食べに出たら、繁華街の裏通りで女のくず屋が車をとめて、子供たちに食事をさせているのを見た。車の上は手作りの箱になっていて、買った物を入れるのだろう。ぼろきれや束ねた雑誌などがわずかにあり、その上に二歳くらいの女の子…

作品情報

初出「朝日新聞」1959(昭和34)年12月
公開日2026-03-23
最終更新2026-03-22
底本 「暗がりの弁当」河出文庫、河出書房新社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正noriko saito

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