山本 周五郎

だんまり伝九

新字新仮名 約9,110字・読了目安18分

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一 「どうだい、赤松さまは、いつ見ても恐ろしいなあ、あのかっこうを見てくれ」 「じつにどうも人間とは思えねえ」 「や、や、今日はじまんの樫棒だぜ」 ここは土佐の国浦戸の城中。大館の広庭では、領主長曾我部元親をはじめ家臣のならぶ前で、いましも…

作品情報

初出「少年倶楽部」大日本雄辯會講談社、1936(昭和11)年9月号
公開日2022-12-01
最終更新2022-11-26
底本 「春いくたび」角川文庫、角川書店
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正noriko saito

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