山本 周五郎

内蔵允留守

新字新仮名 約12,660字・読了目安25分

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一 岡田虎之助は道が二岐になっているところまで来て立ちどまり、じっとりと汗の滲み出ている白い額を、手の甲で押し拭いながら、笠をあげて当惑そうに左右を眺めやった。……その平地はなだらかな二つの丘陵のあいだにひらけていた。八月すえだというのに灼…

作品情報

初出「キング」大日本雄弁会講談社、1949(昭和15)年11月号
分類NDC 913
公開日2022-02-14
最終更新2022-01-28
底本 「山本周五郎全集第十八巻 須磨寺附近・城中の霜」新潮社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正noriko saito

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