山本 周五郎

水の下の石

新字新仮名 約13,987字・読了目安28分

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一 「おそろしく暗いな……如法闇夜とはこんな晩のことをいうのだろうな」列の五六人さきでそう云うこえがした、だがそれに答える者はなかった。二列になって泥濘を踏んでゆく百余人の武者草鞋の音だけが、単調な、飽き飽きするくらいおなじ歩度で少しのとぎ…

作品情報

初出「新武道」1944(昭和19)年5月号
公開日2025-04-23
最終更新2025-04-20
底本 「山本周五郎全集第十九巻 蕭々十三年・水戸梅譜」新潮社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正北川松生

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