山だち問答
新字新仮名 約16,666字・読了目安33分
一 追手門を出ると、遠い空でかみなりが鳴りだした。午さがりからむしていたし、雲あしがばかに早くなったので、これはあぶないなと思っていると、桜の馬場をぬけたところでとうとう降りだした。郡玄一郎はちょっとあたりを見まわしたが、向うに昌光寺の塔が…
作品情報
| 初出 | 「講談雑誌」博文館、1946(昭和21)年6月号 |
|---|---|
| 分類 | NDC 913 |
| 公開日 | 2021-12-11 |
| 最終更新 | 2021-11-27 |
| 底本 | 「山本周五郎全集第二十巻 晩秋・野分」新潮社 |
| 入力 | 特定非営利活動法人はるかぜ |
| 校正 | 栗田美恵子 |
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