大下 宇陀児

金魚は死んでいた

新字新仮名 約17,515字・読了目安35分

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一 「おやおや、惜しいことしちまつたな」 思わず口から出たひとりごとだつたが、それを聞きとがめた井口警部が、ふりむいて、 「なんだい。何が惜しいことしたんだね」 というと平松刑事が、さすがに顔を赤らめひどく困つた眼つきになつて、 「いえ………

作品情報

初出「宝石九月号」岩谷書店、1954(昭和29)年9月1日
分類NDC 913
公開日2017-08-11
最終更新2017-07-17
底本 「宝石九月号」岩谷書店
入力sogo
校正大野裕

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