下村 湖人

西行の眼

新字新仮名 約3,122字・読了目安6分

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憤怒に打ち克つもの、それはただ慈心のみである。世に、対立を超越したものほど、尊く、高く、かつ強きものはない。 平安朝もおわりに近いころ、北面の武士から、年わかくして仏門にはいった二人の偉丈夫があった。その一人は佐藤義清、もう一人は遠藤盛遠で…

作品情報

初出「青年」1933(昭和8)年6月
分類NDC 914
公開日2018-02-16
最終更新2018-01-27
底本 「仏教の名随筆 2」国書刊行会
入力門田裕志
校正noriko saito

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