岡本 かの子

動かぬ女

新字新仮名 約1,801字・読了目安4分

この作品を読む Amazonで探す

私達が、小田原から、熱海行きの、軽便鉄道に乗り込んだ時も、その一行と一緒になった。 その一行は、新橋から発った私達の二等車へ品川あたりから、始めて入って来た人達であった。重厚な顔付をして、堅く洋服に身を包んだ老紳士のあとに高貴な衣服の裾を捌…

作品情報

初出「国民新聞」1921(大正10)年1月7日
分類NDC 913
公開日2022-02-18
最終更新2022-01-28
底本 「岡本かの子全集1」ちくま文庫、筑摩書房
入力門田裕志
校正いとうおちゃ

岡本 かの子の他の作品

岡本 かの子の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。