中村 清太郎

残雪の幻像

新字新仮名 約4,686字・読了目安9分

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総説 五月から六月にかけて、高根の雪が解けるにしたがい、山肌が処々に現われて来る。その山肌と雪とで作る斑紋が、見ようでは種々な物の形、例えば動物や人間などの姿に見えるものだ。その形は山肌が雪の中に黒く現わすのと、山肌に囲まれた雪が白く描くの…

作品情報

分類NDC 291
公開日2018-01-01
最終更新2018-01-01
底本 「山岳講座 第一巻」白水社
入力富田晶子
校正雪森

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