尾崎 士郎

鶺鴒の巣

新字新仮名 約4,268字・読了目安9分

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鶺鴒が街道に沿った岩かげに巣をつくった。背のびをしなくても手の届くほどの高さであるが、今まで誰れも気がつかなかったらしい、ということをある夕方瀬川君が来て話した。瀬川君の宿と南里君の宿とは十町ほど離れているが、道は一本筋だから彼は南里君の宿…

作品情報

初出「新潮」1927(昭和2)年9月
分類NDC 913
公開日2020-02-05
最終更新2020-01-24
底本 「尾崎士郎短篇集」岩波文庫、岩波書店
入力入江幹夫
校正フクポー

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