山川 方夫

十三年

新字新仮名 約2,260字・読了目安5分

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明るい昼すぎの喫茶店で、彼は友人と待ち合わせた。友人はおくれていた。 客のない白い円テーブルが、いくつかつづいている。夏のその時刻は客の数もまばらで、そのせいか、がらんとした店内がよけいひろくみえる。 ふと、彼は、彼をみつめている一つの眼眸…

作品情報

初出「宝石」1960(昭和35)年2月
分類NDC 913
公開日2019-02-25
最終更新2019-01-29
底本 「夏の葬列」集英社文庫、集英社
入力みるるん
校正noriko saito

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