空家
新字新仮名 約5,127字・読了目安10分
錠をこじあけて屋内へ入ると、彼はその扉を要心ぶかく締めきって、じっと耳を澄ました。 この家が空家であることは前から知っていたが、今入ってみると、寂然していてカタとの物音もないのと、あやめも分かぬ真の闇に、一種異様な気味わるさを感じた。一体、…
作品情報
| 初出 | 「夜鳥」春陽堂、1928(昭和3)年6月23日 |
|---|---|
| 分類 | NDC 953 |
| 公開日 | 2021-12-19 |
| 最終更新 | 2021-11-27 |
| 底本 | 「夜鳥」創元推理文庫、東京創元社 |
| 入力 | ノワール |
| 校正 | 栗田美恵子 |
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