中谷 宇吉郎

九谷の皿

新字新仮名 約1,125字・読了目安2分

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支那の古い時代の青墨の色に、興味をもったのは、高等学校の学生時代である。 四高へ通っていたころ、中村浩さんという日本画家と知り合いになった。油絵から転向した人で、色にはきわめて敏感であった。支那の名墨の墨色図鑑を自分でつくって、秘蔵していた…

作品情報

初出「東京新聞」1961(昭和36)年3月
分類NDC 914
公開日2022-06-15
最終更新2022-05-27
底本 「中谷宇吉郎随筆選集第三巻」朝日新聞社
入力砂場清隆
校正木下聡

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