中谷 宇吉郎

十勝の朝

新字新仮名 約1,682字・読了目安3分

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機会があったら今一度行ってみたいと思うものは、十勝岳の真冬の景色である。もう五年も前の話になるが、雪の研究のためと言って、二冬続けて、五度ばかりも十勝岳へ行ったことがある。 十勝岳といっても、落着く先は、いつも中腹千メートルあまりの高さの所…

作品情報

初出「新風土」1938(昭和13)年2月
分類NDC 914
公開日2022-05-07
最終更新2022-04-27
底本 「科学以前の心」河出文庫、河出書房新社
入力砂場清隆
校正安野千歳

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