萩原 朔太郎

室生犀星に就いて

旧字旧仮名 約2,331字・読了目安5分

この作品を読む Amazonで探す

たいていの文學者は、何かの動物に譬へられる。例へば佐藤春夫は鹿であり、芥川龍之介は狐であり、谷崎潤一郎は豹であり、辻潤は山猫の族である。ところで、同じ比喩を言ふならば、室生犀星は蝙蝠である。彼はいつでも、自分だけの暗い洞窟に隱れてゐる。彼は…

作品情報

初出「春陽堂月報 第二十九號」1929(昭和4)年10月号
分類NDC 914
公開日2021-08-01
最終更新2021-07-27
底本 「萩原朔太郎全集 第八卷」筑摩書房
入力岡村和彦
校正きりんの手紙

萩原 朔太郎の他の作品

萩原 朔太郎の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。