三木 露風

修道院の月

新字旧仮名 約1,458字・読了目安3分

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たぐひ稀なうつくしい光をはなつ今宵の月よ。八月十四日の盆の夜に、天心にあつてさやけく照り満ち、そゞろに秋の思に堪えざらしめる。その思、歓びに似て歓びでなく、哀しみに似て哀しみでなく、たゞ哀歓交々心胸を往来して、白月の秋風と共に我胸に入つて漂…

作品情報

初出「牧神 創刊号」1920(大正9)年10月16日
分類NDC 914
公開日2022-06-23
最終更新2022-05-27
底本 「三木露風全集 第3巻」日本図書センター
入力きりんの手紙
校正hitsuji

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