原 民喜

千葉海岸の詩

新字旧仮名 約396字・読了目安1分

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a 我れ生存に行き暮れて 足どり鈍くたたずめど 満ち足らひたる人のごと 海を眺めて語るなり b あはれそのかみののぞき眼鏡に 東京の海のあさき色を 今千葉に来て憶ひ出すかと 幼き日の記憶熱をもて妻に語りぬ c ここに来て空気のにほひを感じる…

作品情報

分類NDC 911
公開日2022-03-13
最終更新2022-02-25
底本 「原民喜全詩集」岩波文庫、岩波書店
入力村並秀昭
校正竹井真

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