原 民喜

昔の店

新字新仮名 約13,473字・読了目安27分

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静三が学校から帰って来た時、店の前にいた笠岡が彼の姿を認めると「恰度いい処へお帰りね、今、写真撮ろうとしている処なのよ」と云って、早速彼を自転車の脇に立たせた。その時(それは明治四十三年のことであった)出来上った写真は、店先の自転車に凭掛っ…

作品情報

初出「若草」宝文館、1948(昭和23)年6月
分類NDC 913
公開日2021-11-15
最終更新2021-10-27
底本 「原民喜戦後全小説」講談社文芸文庫、講談社
入力竹井真
校正砂場清隆

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