永井 荷風

細雪妄評

新字新仮名 約1,829字・読了目安4分

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小説の巧拙を論ずるには篇中の人物がよく躍如としているか否かを見て、これを言えば概して間違いはない。 人物の躍如としているものは必ず傑作である。人物が躍如としていれば、その作は読後長く読者の心に印象を留める力がある。作者はその人物を空想より得…

作品情報

初出「中央公論 第六十二年第十一号」中央公論社、1947(昭和22)年11月1日
公開日2023-07-30
最終更新2023-07-17
底本 「問はずがたり・吾妻橋 他十六篇」岩波文庫、岩波書店
入力入江幹夫
校正noriko saito

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