菊池 寛

天の配剤

新字新仮名 約2,658字・読了目安5分

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自分が京都に居たとき、いろ/\な物が安かった。食費が月に六円だった。朝が六銭で昼と晩が八銭ずつだった。一日二十二銭の訳なのだが、月極めにすると二十銭に負けて呉れるのだった。素人の家の間を借りて居たが、間代が二円だった。もっとも、自分は大学生…

作品情報

分類NDC 913
公開日2022-03-06
最終更新2022-02-25
底本 「菊池寛文學全集 第三巻」文藝春秋新社
入力卯月
校正友理

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