芥川 竜之介

神神の微笑

新字新仮名 約10,605字・読了目安21分

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ある春の夕、Padre Organtino はたった一人、長いアビト(法衣)の裾を引きながら、南蛮寺の庭を歩いていた。 庭には松や檜の間に、薔薇だの、橄欖だの、月桂だの、西洋の植物が植えてあった。殊に咲き始めた薔薇の花は、木々を幽かにする夕…

作品情報

初出「新小説」1922(大正11)年1月
分類NDC 913
公開日1998-12-19
最終更新2014-09-17
底本 「芥川龍之介全集4」ちくま文庫、筑摩書房
入力j.utiyama
校正かとうかおり

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