芥川 竜之介

或敵打の話

新字新仮名 約11,848字・読了目安24分

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発端 肥後の細川家の家中に、田岡甚太夫と云う侍がいた。これは以前日向の伊藤家の浪人であったが、当時細川家の番頭に陞っていた内藤三左衛門の推薦で、新知百五十石に召し出されたのであった。 ところが寛文七年の春、家中の武芸の仕合があった時、彼は表…

作品情報

初出「雄弁」1920(大正9)年5月
分類NDC 913
公開日1999-01-12
最終更新2017-06-04
底本 「芥川龍之介全集3」ちくま文庫、筑摩書房
入力j.utiyama
校正かとうかおり

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