宮本 百合子

秋の夜

新字新仮名 約278字・読了目安1分

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月そそぐいずの夜 揺れ揺れて流れ行く光りの中に 音もなく一人もだし立てば 萌え出でし思いのかいわれ葉 瑞木となりて空に冲る。 乾坤を照し尽す無量光 埴の星さえ輝き初め 我踏む土は尊や白埴 木ぐれに潜む物の隈なく 黄朽ち葉を装いなすは 夜光の…

作品情報

初出「宮本百合子全集 第二十九巻」新日本出版社、1981(昭和56)年12月25日
分類NDC 911
公開日2009-03-30
最終更新2014-09-21
底本 「宮本百合子全集 第二十九巻」新日本出版社
入力柴田卓治
校正土屋隆

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