海野 十三

生きている腸

新字新仮名 約11,141字・読了目安22分

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妙な医学生 医学生吹矢隆二は、その日も朝から、腸のことばかり考えていた。 午後三時の時計がうつと、彼は外出した。 彼の住んでいる家というのは高架線のアーチの下を、家らしい恰好にしただけの、すこぶる風変りな住宅だった。 そういう風変りな家に住…

作品情報

分類NDC 913
公開日2000-02-02
最終更新2014-09-17
底本 「十八時の音楽浴」早川文庫、早川書房
入力大野晋
校正しず

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