岡本 綺堂

半七捕物帳

17 三河万歳

新字新仮名 約17,056字・読了目安34分

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一 ある年の正月、門松のまだ取れないうちに赤坂の家をたずねると、半七老人は格子の前に突っ立って、初春の巷のゆきかいを眺めているらしかった。 「やあ、いらっしゃい。まずおめでとうございます」 いつもの座敷へ通されて、年頭の挨拶が式のごとくに済…

作品情報

分類NDC 913
公開日1999-09-11
最終更新2014-09-17
底本 「時代推理小説 半七捕物帳(二)」光文社時代小説文庫、光文社
入力tatsuki
校正おのしげひこ

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