岡本 綺堂

半七捕物帳

45 三つの声

新字新仮名 約13,067字・読了目安26分

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一 芝、田町の鋳掛屋庄五郎が川崎の厄除大師へ参詣すると云って家を出たのは、元治元年三月二十一日の暁方であった。もちろん日帰りの予定であったから、かれは七ツ(午前四時)頃から飛び起きて身支度をして、春の朝のまだ明け切らないうちに出て行ったので…

作品情報

分類NDC 913
公開日1999-03-25
最終更新2014-09-17
底本 「時代推理小説 半七捕物帳(四)」光文社時代小説文庫、光文社
入力tatsuki
校正小林繁雄

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